【動画付き】バレエ発表会で2人以上で踊れる作品一覧|人数別に紹介

バレエ発表会で2人以上で踊る作品のアイキャッチ画像

発表会でソロではなく、2人以上で踊れる作品を探している方へ。女性だけで踊れる作品を中心に、2人・3人・4人・5人以上の順で動画をまとめました。

バレエ作品は、上演するバレエ団や振付家によって人数や男女構成が変わります。発表会では、曲を短くしたり、教室の人数に合わせて振付を変えたりすることもあります。

ここでは掲載動画の編成と、発表会で見かけるアレンジを分けて紹介します。気になる作品が見つかったら、使う音源や振付を先生に確認してみてくださいね。

目次

人数別|2人以上で踊れる作品の早見表

人数作品例
2人シルヴィアのピチカート、大きな白鳥、コッペリアの祈り、リーズの友人、海と真珠、葦笛、ペザント、アラビア、ナポリ
3人海賊のオダリスク、ラ・バヤデールの3人の影、ナポリ、くるみ割り人形のスペイン
4人パ・ド・カトル、四羽の白鳥、ガムザッティの友人、フローラの目覚め、眠れる森の美女の宝石、エスメラルダのパ・ド・シス抜粋
5人以上眠れる森の美女の6人の妖精、オウムの踊り、ジャンペ、コッペリアの友人たち、コッペリアのマズルカ、白鳥の湖第3幕のチャルダッシュ・マズルカ・ナポリ群舞版

人数は固定ではありません。「3人の候補を2人に減らせるか」「4人の作品を6人に増やせるか」は、曲の構成と先生の振付によって変わります。

2人で踊れるバレエ作品

女性2人で踊れる作品のほか、本来は3人以上の作品から女性2人の部分を抜粋する例もあります。

「シルヴィア」のピチカート

音楽は、レオ・ドリーブ作曲『シルヴィア』第3幕のピチカートです。

『シルヴィア』ではソロで踊られる版がありますが、発表会では女性2人が手を取り合う振付も見かけます。「ファデッタ」の2人作品として、この音楽が使われる場合もあります。

せむしの仔馬「海と真珠」

「海と真珠」は、男性1人と女性2人で踊るパ・ド・トロワです。

女性2人がそろって踊る部分だけを抜粋すれば、女性だけの作品にもできます。

特にコーダで2人の動きがそろうところは、見ていて気持ちがいいです。

白鳥の湖「大きな白鳥」

大きな白鳥は、上演版によって2人や3人など人数が変わります。

女性だけで組みやすく、参加人数に合う版を探せる作品です。「二羽の白鳥」「三羽の大きな白鳥」「Big Swans」などの名前で動画を探すと、別の振付も見つかります。

ドン・キホーテ「ブライドメイド/キトリの友人」

『ドン・キホーテ』は、版によって友人やブライドメイドの構成が変わります。

掲載動画のブライドメイド/キトリの友人と、第1幕の花売り娘は別の場面です。女性2人の候補にする場合は、先生が想定している場面と音源を先に確認しましょう。

私は、第1幕の一部を切り抜いて発表会で踊っているのを見たことがあります。終わり方まで振付を整えると、小品としてまとまりやすそうです。

くるみ割り人形「葦笛の踊り」

葦笛の踊りは、3人や4人、男性を含む構成など上演版によって違いがあります。

発表会では、女性2人または4人で踊る例もあります。原作の人数と決めつけず、掲載動画のような教室用の振付を候補として先生へ見せると話が早いですよ。

コッペリア「祈り」

『コッペリア』第3幕の「祈り」は、ソロから複数人まで振付の幅がある作品です。

女性2人でそろえて踊るほか、人数を増やして群舞にする発表会もあります。参加人数に合わせて構成を変えたいときにも候補になります。

ジゼル「ペザント」

ペザントは、男女のパ・ド・ドゥや女性2人のデュエットなど、版によって構成が変わります。

掲載動画は女性2人で踊る版です。男女のパ・ド・ドゥとは構成が異なるため、先生が使う版を確認してください。

くるみ割り人形「アラビアの踊り」

アラビアの踊りは、人数も男女構成も版による違いが大きい作品です。

発表会では女性2人や3人に振り付けられることがあります。人数を変えやすい一方で、使う曲の長さと雰囲気は教室ごとに違うため、動画をそのまま原作の編成とはしません。

白鳥の湖「ナポリ/イタリアの踊り」

白鳥の湖のナポリは、男女2人、女性2人、ソリストと群舞など複数の版があります。

掲載動画は女性2人のイタリアの姫たち。大人数で踊る場合は、2人のソリストを中心に群舞を加えた発表会例もあります。

ラ・フィーユ・マル・ガルデ「リーズの友人」

リーズの友人たちの場面から、女性2人を中心にした部分を発表会作品の候補にできます。

上演版では友人がさらに加わることがあります。最後まで2人で踊る場合は、曲の終わり方を先生に整えてもらいましょう。

3人で踊れるバレエ作品

女性3人で踊る作品と、女性2人・男性1人で踊るパ・ド・トロワがあります。

海賊「オダリスク」

オダリスクのパ・ド・トロワは、女性3人で踊る作品です。

3人でそろう部分と、それぞれのバリエーション、コーダで構成されています。3人の見せ場を作りやすい一方、どこまで踊るかで長さが変わるため、発表会では抜粋範囲を相談します。

『海賊』のソロも探したい場合は、海賊の女性バリエーション13種類に動画をまとめています。

ラ・バヤデール「影の王国の3人」

影の王国に登場する3人の女性による踊りです。

3人で踊る部分のあとに、それぞれのソロが続く版があります。3人の部分だけを使うか、ソロまで入れるかで構成を調整できます。

くるみ割り人形「スペインの踊り」

スペインの踊りも、男性を含む版と女性だけの版があります。

掲載動画は発表会向けの女性3人。原作の固定編成としてではなく、女性だけで踊るアレンジ例として紹介します。

ナポリ「パ・ド・トロワ」

掲載動画は女性3人で踊る『ナポリ』のパ・ド・トロワです。

女性3人で小品を探しているときの候補になります。『白鳥の湖』のナポリとは別作品なので、動画を探すときは作品名も一緒に確認すると安心です。

4人で踊れるバレエ作品

4人のパ・ド・カトルは、女性だけで組める候補が多い人数です。

パ・ド・カトル

19世紀の4人の名バレリーナを題材にした、女性4人の作品です。

4人で踊る場面と、それぞれのソロがあります。

頭の花飾りが4人それぞれ違うのも素敵です。衣装だけでなく、誰がどの役を踊るかを考える楽しさもありますね。

白鳥の湖「四羽の白鳥」

四羽の白鳥は、女性4人が手をつないで踊る有名な場面です。

掲載動画では、女性4人が手をつないで踊るよく知られた構成を確認できます。

ラ・バヤデール「小さなバヤデールたち」

掲載動画は、女性4人で踊る「小さなバヤデールたち」です。

ガムザッティの友人たちとは別の踊りです。動画を探すときは「小さなバヤデールたち」という呼称も使ってみてください。

ラ・バヤデール「ガムザッティの友人たち」

掲載動画のガムザッティの友人たちは、女性4人です。

私は発表会で2人にアレンジした版を見たことがあります。2人で踊ると動き続ける時間が増えるので、4人版より忙しく感じそうです。

掲載動画は4人ですが、発表会では人数に合わせて振付を変える例もあります。

エスメラルダ「友人たちの踊り」

エスメラルダの友人たちは、上演版によって人数や音楽が変わります。

掲載動画は4人で踊る版です。5人以上の発表会版もあるため、動画の構成と先生が使う音源を確認して選びましょう。

エスメラルダ「パ・ド・シス」より4人の踊り

パ・ド・シスは6人の踊りですが、前半から女性4人の場面を抜粋できる版があります。

4人で踊る場合は、6人構成のうちどの部分を使うか、曲の切り方と終わり方を先生に整えてもらいましょう。

せむしの仔馬「動くフレスコ画」

『せむしの仔馬』の「動くフレスコ画」は、掲載動画では女性4人で踊ります。

あまり見かけない曲を4人で踊りたいときの候補です。作品名は「イワンと仔馬」など別の表記もあるため、動画検索では英題も併用すると探しやすくなります。

眠れる森の美女「宝石の踊り」

宝石の踊りは、上演版によって3人や4人、男性を含む構成など違いがあります。

掲載動画は4人で踊るパ・ド・カトルです。別の人数で踊る版もあるため、役名と構成を確認して選びましょう。

白鳥の湖「姫たちの踊り」

第3幕の姫たちの踊りは、上演版によって人数や振付が変わります。

私が見た舞台では、3〜6人くらいで踊られていました。

4人に限らず、教室の人数に合う版を探しやすい作品です。

フローラの目覚め「パ・ド・カトル」

女性4人で踊る『フローラの目覚め』のパ・ド・カトルです。

ソロのバリエーションが知られていますが、4人で踊る作品もあります。4人それぞれの動きと、そろって見せる部分を確認できます。

5人以上で踊れるバレエ作品

5人以上といっても、全員が同じ役柄で踊る大人数のコール・ド・バレエだけではありません。ソリストや姫役を中心に、数人の踊り手を加える小編成の作品もあります。

この章では、発表会で取り入れやすい小編成と、人数を増やして構成できる群舞を紹介します。『白鳥の湖』の白鳥たち、『ジゼル』第2幕のウィリ、『ラ・バヤデール』の影の王国など、本格的なコール・ド・バレエ作品は数が多いため、ここでは網羅しません。

参照動画と発表会の人数が同じになるとは限りません。人数を変える場合は、先生の振付を前提に考えてください。

白鳥の湖 第3幕「チャルダッシュ(ハンガリーの踊り)」

『白鳥の湖』第3幕の各国の踊りには、主役になる踊り手と数人のアンサンブルで構成される版があります。

掲載動画は香港バレエ団の版です。ハンガリーの姫を中心に、男性5人を加えた6人で踊る場面を確認できます。男女を含む小編成なので、「5人以上で踊りたいけれど、大人数のコール・ドを組むほど出演者はいない」という発表会でも候補にしやすい作品です。

上演版によって人数や役柄は変わるため、6人を原作の固定人数とはせず、掲載動画の編成例として紹介します。

白鳥の湖 第3幕「マズルカ(ポーランドの踊り)」

マズルカも、第3幕の舞踏会で踊られるキャラクターダンスです。

掲載動画は男女4組、計8人の小編成です。ソリストとコール・ドを分ける構成ではありませんが、4組が交差したり列を作ったりするため、8人それぞれの存在が見えやすい作品です。

掲載動画は男性を含む版です。女性だけで踊りたい場合は、先生に振付と衣装の方向性を相談してください。

眠れる森の美女 プロローグ「6人の妖精」

オーロラ姫の洗礼式に招かれた6人の妖精による踊りです。

掲載動画は、女性6人で踊る妖精たちの場面です。それぞれの妖精に役があるため、6人全員に見せ場を作りたいときにも候補になります。

ラ・バヤデール「オウムの踊り」

掲載動画は女性たちで踊る「オウムの踊り」です。

掲載動画のように、女性だけのアンサンブルを探しているときの候補になります。人数を変える場合は、フォーメーションも先生に整えてもらいましょう。

ラ・バヤデール「ジャンペ/足首のスカーフの踊り」

足首にスカーフをつけて踊る女性群舞です。

後半に向かって盛り上がるところが好きです。踊る側は大変そうですが、舞台では印象に残ります。

人数は上演版によって変わるため、「5人以上で調整しやすい作品」として紹介します。

コッペリア「スワニルダの友人たち」

スワニルダの友人たちによる女性群舞です。

友人たちだけの場面を発表会用に抜粋できます。出演人数に合わせてフォーメーションを組み直す場合は、先生の振付が前提です。

コッペリア「マズルカ」

マズルカは、男女を含む群舞で踊られる版があります。

クラシック作品の中にあるキャラクターダンスなので、シューズや衣装も通常のバリエーションとは異なります。教室の指定を確認してください。

コッペリア「時の踊り」

『コッペリア』第3幕の「時の踊り」は、ワルツで踊る群舞です。

人数やソリストの置き方は版によって変わります。大人数の中に少人数の見せ場を作りたいときにも候補になります。

エスメラルダ「友人たちの踊り」大人数版

エスメラルダの友人たちは、5人で始まり、さらに人数が増える発表会版もあります。

4人で踊る版と同じく「友人たちの踊り」ですが、人数や曲が異なる動画もあります。先生が使う音源を確認してから候補に入れましょう。

複数人作品と一緒にソロも探したい場合は、目的に近い一覧から見ると選びやすいですよ。

まとめ

2人以上で踊れるバレエ作品は、女性だけの作品から男性を含むパ・ド・トロワ、大人数の群舞まで幅があります。

まずは人数と男女構成から2〜3作品に絞り、参照動画を先生へ見せてみてください。原作と同じ人数で踊るのか、発表会用に編成を変えるのかが分かると、作品選びを進めやすくなります。

観客側からしても、発表会でいろいろな作品を見られるのはうれしいものです。教室のみなさんに合う作品が見つかりますように。

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