こんにちは、マイコです^^
お子さんにバレエを見せたい!と思うことないですか?
興味をもつかどうかは子どもたち次第ですが、親ができるのは「子どもに経験を与えること」ですよね。
そうした経験から、子どもたちは「自分の好き・興味」のきっかけをもらうわけです。
けど、こんなお悩みをお持ちではないでしょうか?
この記事では、子どもとのバレエ鑑賞について解説したいと思います。
子どもにバレエ公演を見せるメリット
子どもにバレエを見せるメリットをご紹介します。
バレエを習っている子どもへのメリット
バレエを習っている子にとって、本物の舞台を見ることはとても重要。
バレエを習っている子どもがバレエ公演を見たほうがいい理由は3つです。
「表現力」を学んで実力がUP
バレエ鑑賞は、特に表現力を育てるいい機会になります。
バレエ教室では、最初は技術や体の使い方を学ぶことが多く、運動感覚で楽しむ子もいます。
でも成長すると、テクニックだけでなく表現力の豊かさも「実力」「才能」として評価されますよね。
バレエはただ踊るだけでなく、物語を伝える「舞踏劇」。
飛んだり回ったりするだけではなく、役を演じることで観客に感情を届ける芸術です。
舞台鑑賞を通じて、子どもたちは感受性を磨き、技術や美しさを楽しむだけでなく、感性や表現力を伸ばす大切な体験になるはずです。
子どもたちは、回転や大きなジャンプに魅力を感じる事が多いようです。動きのすべてが美しいダンサーを見るのは、スキル向上の良いきっかけかもしれません。
子どもの表現力についての小話2つ
発表会で目を惹いた表現力
通っている教室の発表会で、とっても表現が豊かな中学生がいました。
踊りも上手なのですが、役の表現が抜きん出ていて、全幕ということもあり、とてもキラキラと輝いていたんです。
見に来た友人たちなどからも「あの子は素晴らしかった!」と感想をたくさんもらいました。
後で彼女にきいたら、舞台が見るのが大好きだと。
もう納得するしかなかったです^^
日本有数のバレエ団のプロダンサーの母から
日本のトップ3には入るであろうバレエ団でダンサーをしていた方のお母様と話す機会がありました。
何を踊っても優雅で(当たり前ですが)、舞台やスタジオの外(駅のホーム)とかに立っているだけでも目立ちます。
お母様にどんな教育をしたのか聞いてみたら、「いいものだけは見せてきた」と回答が!
小さい頃からプロの舞台をできるだけ観せていたそうです。
子どもは「目から学べる」と聞きますが、きっと脳に美しく正しい動きがインプットされたんだろうなって思いました。
美しく、正しい動きが脳にインプットされる
バレエ解剖学のクラスに通っていたことがあるのですが、先生の言葉で印象的なものがありました。
子どもは「見て」できるようになります。大人は「知識」を使います。脳の働きが違うためです
小さい頃は、視覚的に物事を覚えることができるんだなぁと感心したんです。
バレエは、美しく正確なポーズというのがありますよね。
それを視覚的に、客観的に見ることとても大事。
小さなうちに鍛錬されたダンサーの美しい動きを見ておくのは、バレエ上達にも一役買うのではと思います。
スタジオで先生の美しい動きを間近で見ることはできますが、「劇場」「客席からの距離」で見るのは、印象が全くかわることもありますよね
小さいうちから「熱中できるもの」を見つけられる
プロのバレリーナの踊りや完成された舞台(衣装や舞台セットなど)を見ることで、子どもたちのモチベーションが上がりやすくなります。
今の時代は、Youtubeやオンライン配信で、いろんなバレエ公演の動画を見れますよね。
でもね、生と動画はやっぱり違います!
オーケストラによる生演奏や臨場感、観客の反応、プロダンサーが描く物語の世界への没入感・・・
その場でしか生まれない感動を味わう経験ができるのは、生の公演だからこそ。
本物の公演を見る体験は、大人バレエ愛好者でもレッスンのモチベーションがあがります
バレエを習っていない、見たことない子へのメリット
バレエが好きで、子どもにも見せたい!一緒に楽しみたい!という気持ちはないでしょうか?
私は、姪っ子とか甥っ子が好きになってくれないかなぁといつも願っています 笑
想像力を刺激される
バレエは、物語性のある舞台美術や衣装、音楽が融合した芸術です。
『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』などの名作バレエを鑑賞することで、想像力を大いに刺激されます。
言葉のないバレエでは、登場人物の気持ちや物語の背景を想像するしかありません。
この経験が子どもの想像力を大きく刺激すると思います。
「答えがないこと」を考える力が育まれそうですよね。
これからの時代に必要な「想像力」
これからの時代において想像力は重要なスキルとされています。
モノの時代ではなく、アイディアや創意工夫ができる人材がますます重宝される社会です。
バレエ鑑賞はその基盤を育むきっかけとなるかも。
不確実性に耐える力を育てる
今の子ども達は、SNSなどの影響で「不確実性」に耐える力がないと言われています。
不確実性とは、結果がはっきりしない状況や先が読めないことを指します。
TikTokなどは、ひと目で「おもしろくない」と、すぐスワイプ。
結果がすぐわかるコンテンツに慣れちゃったんです。
ITやAI技術の躍進や日本の人口減など、これから目まぐるしく社会は変わっていきます。
いってみれば、不確実性なことだらけ。
これに耐える力がない場合、自分の道を失いやすくなってしまいます。
バレエは、言葉もなく、見ている間はスマホはオフ。
耐えるしかないわけです(笑)
その経験を通して、じっくりと目の前で起きていることに集中する体験が得られるんです。
いろんな国の文化への興味を刺激できる
バレエには、言葉がありません。
だからこそ、言葉や文化を超えて、いろんな人が同じ舞台を楽しむことができます。
また、物語の舞台も海外のものが大半。
海外に興味を持つきっかけになるかもしれません。
実際に日本の公演にも外国のお客様は多いですし、私も海外旅行でバレエ鑑賞を楽しんでいます。
日本バレエ団連名が2022年に実施したバレエによる情操教育の結果
日本バレエ団連名に所属しているバレエ団が、アートキャラバン事業として全国で31公演を実施。
子どもたちに「生のバレエ鑑賞体験」を通して、情操教育について可能性を感じたと発表しています。
▼実際に公演をみた子どもたちの感想はこちら
- なんだか穏やかな気持になった
- 元気になった
- 新しいことに興味が湧いた
- なにかに挑戦したくなった
参照:令和4年度「バレエで全国に希望を~日本バレエ団連盟によるアートキャラバン事業~」の実施について
何歳からバレエを見られるの?料金は?
では、何歳からバレエ公演が見られるのでしょうか?
本公演の場合
本公演とは、特に子ども向けというわけでなく上演される公演です。
特徴は次のとおり。
- 未就学NGなど年齢制限あり
- 舞台のクオリティは高い
- 上演時間が長め
- わかりにくいストーリーもある
- 鑑賞マナーは大人並みを求められる
オーケストラ付きや多くのダンサーが出演する公演など、迫力があるのも特徴です。
子ども向けではないかというと、そうではありません。(たまに年齢制限がない公演もあります)
年齢にもよりますが、作品を選べば十分に堪能できます。
子ども向け公演の場合
子ども向けに制作された公演のことで、大きなバレエ団での上演も多いんです。
- 年齢制限が緩和されていることもある
- 上演時間が短め
- 子ども向けにわかりやすくなっている
- 鑑賞マナーもゆるめ(子どもがいることが前提)
子供向けだけあって、飽きないような工夫がされています。
また、大人が見ても楽しく作ってあるので、クオリティが低いということもありません。
ただ、バレエを習っている小学校高学年になると、物足りなく感じることもあるかも。
マナーについても寛容で、おしゃべりや笑い声などが出ても、気にならないのも特徴です。
バレエチケットの子ども料金はどうなっている?
本公演・子ども向け公演とも、子ども料金を設定しているケースが多いです。
また、子どもが鑑賞しやすいように、更に安くなっている場合も。
- 子ども料金
- 枚数制限ありの格安チケット
- 文化庁の補助による無料招待
- 親子券
「安いんだけど当日にしか席がわからない」「親と隣同士は確約されない」という条件があったりするので、、注意してくださいね。
「付き添いする親の場合、親のチケットが半額」みたいな公演もあるので、チェックしてみてください
子どもに向いている公演の選び方
子どもに見せる公演は、選んだほうがよいです。
すべての公演が向いているわけではありません。
選ぶ際の5つのポイントをご紹介します。
物語が分かりやすい演目
バレエ公演の最大の難関は、「子どもが飽きちゃう」ことではないでしょうか^^;
子どもが理解しやすいストーリーや、キャラクターの感情が伝わりやすい演目を選ぶことで、飽きずに見ることができます。
おとぎ話をテーマにした作品や、子ども向けにアレンジされたものは特におすすめです。
短時間で観られる公演
初めてバレエを見る場合や小さな子どもは、子ども向けに作られた演目をチョイスするといいかと思います。
だいたい60~90分ぐらいで構成されています。
本公演の上演時間は長くて、眠りの森の美女は、4時間近くかかることも。
カラフルで視覚的に魅力的な舞台
鮮やかな衣装や華やかな舞台美術が楽しめる作品だと、子どもの関心を引きやすいです。
バレエにはシンプルな舞台セットの公演もあるんですよ
子ども向けの解説があるもの
公演によっては、事前に簡単な解説があるものや、セリフのあるキャラクターが物語を進行してくれるものもあります。
ストーリーを知ってから観るほうが集中力低下を防げるかも
バレエを観るのが好きなら、本公演に挑戦
小学生3年生ぐらいでも、バレエを観るのが好きな子なら本公演にぜひ挑戦を!
本公演になると出演者も多く、団員総出なんて舞台もあります。
その迫力やストーリーに深みがでるさまざまなキャラクターやコール・ド・バレエの登場など、子どもの感性を大いに刺激するはずです。
子どもにおすすめなバレエの演目5選
子どもにおすすめなバレエ演目を5つご紹介します。
くるみ割り人形
- 聞き馴染みのある音楽
- 華やかな舞台セット
- 主人公が子どもの設定
- 2幕なので、時間も長くない
くるみ割り人形は、大人から子どもまで楽しめる作品。
音楽もCMなどで一度はきいたことあるはずです。
ただ、12月に集中するのが難点。(12月以外にすることもあります)
オーケストラの生演奏がある公演を選んでみるのもおすすめ。バレエ団によっては、コーラスが入ることも。
ドン・キホーテ
- スペインが舞台の明るいストーリー
- コミカルなキャラクターがいる
- 男性ダンサーの力強い踊りも楽しめる
日本ではドン・キホーテがよく上演されます。
ストーリーは馴染みがあるとは言いにくいですが、明るいスペインの雰囲気は子どもが楽しめるはず。
シンデレラ
- ストーリーが有名でわかりやすい
- 絢爛豪華な舞台セットと衣装を楽しめる
- コミカルなキャラクターもでてくる
シンデレラはバレエ団によって、舞台演出などが大きく変わりますが、ストーリーは同じです。
新国立劇場バレエ団やK-BALLET TOKYOなどを選ぶと、華やかな舞台を楽しめます。
子ども向けバージョンが上演されることもありますよ
ラ・フィーユ・マル・ガルデ(リーズの結婚)
- イギリスの田舎が舞台のユーモア溢れる作品
- 物語も難しくなく、理解しやすい
- 幸せ溢れるハッピーエンドが魅力
上演はあまり多くないのですが、とても楽しく素敵な作品です。
イギリスの文化を感じられるところもオススメできます。
本物のポニーが舞台に登場することもあるんです
コッペリア
- わかりやすいストーリー
- さまざまな踊りや衣装を楽しめる
- 3幕だけは踊り中心で進むので、関心が分かれはする
バレエの発表会などでもよく上演される作品です。
ストーリーは有名ではありませんが、マイム(演技の部分)がわかりやすいです。
メジャーじゃないけど、おすすめな作品
- アラジン
- 人魚姫
- 竜宮
- 不思議な国のアリス
有名だけど「子どもには難しい?」作品
踊り中心や大人向けストーリーの作品は、見る子ども選びます。
白鳥の湖
バレエの代表作ですが、物語が大人の恋愛で踊りが中心。
4幕まであるので、飽きてしまう可能性があります。
子ども向けにアレンジしている作品を選ぶほうがいいかも。
2025年は東京バレエ団が子ども向けの白鳥の湖を新作発表予定です
眠れる森の美女
踊りが中心なのと、4時間近くの上演時間に子どもが飽きる可能性があります。
舞台セットが豪華ですし、物語も有名なので、子どもによっては楽しいかも。
こちらも子ども向けバージョンからスタートするといいかもしれません。
ジゼル
悲恋を描いた作品。
とても見応えがありますが、子どもの年令によっては「まだ早いかな?」と思うことも。
ラ・シルフィードも似ています。妖精の世界がメインですが、悲恋ストーリーです
大人向けな内容のバレエ作品
下記の作品は、ストーリーが大人向けです。
濃厚なラブシーンや暴力的?と感じられるシーンもある作品もあるので、選ぶ場合は慎重に。
- オネーギン
- 椿姫
- マノン
- マイヤリング
ここで紹介した以外にも、ガラ公演などはバレエを習っている子どもじゃないと、楽しめないかもしれません。
鑑賞に慣れたらチャレンジしたいバレエ作品
下記の作品は、鑑賞が好き、慣れた、習っている、みたいな子に向いています。
- ラ・バヤデール
- ライモンダ
- パキータ
- ロミオとジュリエット
- 海賊
子どもに教えたい観劇マナー
初めての観劇では、子どもに基本的なマナーを伝えておくことで、より楽しめると同時に、他の観客に迷惑をかけない配慮を身につける機会にもなります。
以下は、子どもに教えたい主なマナーのポイントです。
上演中のおしゃべりは禁止
集中が途切れやすい、友だちと楽しくなってしまった、などでついつい喋っちゃいますが、ここは我慢。
観客席は咳が目立つほどの静かなので、おしゃべり厳禁と伝えましょう。
劇場内で食べない
劇場内では、食べ物や飲み物は禁止されていることがほとんどです。
開演前や幕間(休憩時間)で食べるように伝えましょう。
大人もその時間帯で食べているので、周りを見てね、と伝えてもいいかも
背もたれに背中をつけて鑑賞する
子どもは椅子の上で動きたくなることがありますが、「周りの人も楽しんでいるから、じっと座って観ようね」と教えましょう。
前のめりで鑑賞すると、後に座っている人の視界を大きく妨げます。(クレームになりやすい)
スマホは劇場内で見ないこと
劇場内でスマホは見ないようにしましょう。
特に暗くなってからだと、スマホの光は目を引きます。
スマホやスマートウォッチは、カバンへ入れておきます。
音に気をつける
子どもの場合、バッグに鈴などの音がなるものがついていることがありますよね。
これ、意外と響くので観劇するときは、外したほうがよいでしょう。
また、もらったチラシをガサガサしないようにしましょう。
うっかり出してしまったら仕方ないので、神経質になりすぎないでくださいね。
公演中の写真撮影は基本NG
劇場内の撮影は、基本的にNGとされていることがほとんど。
ホワイエ(ロビー)などは、もんだいありません。
舞台によっては、カーテンコールの写真OKな場合もありますよ。事前に確認が必要です。
前の席は蹴らない
映画と同じですが、足をブラブラさせて前の席を蹴らないようにしましょう。
子どものバレエ鑑賞で気をつけたいポイント
子どものバレエ鑑賞は、子どもが安心して楽しめる環境を整え、大人も気を配ることで、より充実した時間を過ごすことができます。
子どものバレエ鑑賞で気をつけたいポイントをご紹介します。
開演前にトイレに行っておく
とりあえず気分がのらなくてもトイレだけは行っておいたほうが良いです。
休憩中はものすごく混雑して、トイレまでに時間がかかりますし、上演中にはトイレに行きにくいです。
飲食は始まる前か幕間に
劇場内は、原則飲食禁止です。
ここは映画との大きな違いですね。
ホワイエ(ロビー)では、飲食OKなことが多いですよ。
お水をそっと飲むぐらいはバレないですけどね
観劇マナーについて一緒に確認
事前にマナーを教えておくようにしましょう。
周囲の観客に迷惑をかけることがあるのと、厳しい人もいるためです。
ちなみ寝るのはOKですw
大人でも寝ちゃうことあります。
だいたい映画と一緒です
子どもの集中切れ対策4選
子どもに興味を持ってもらうためにできる対策をご紹介します。
ストーリーを一緒に確認
子どもに限らずですが、物語を知っている方がバレエは楽しめます。
想像力豊かであれば、「自分でセリフを考えながら見てみて」なんて伝えるのもよいですよ。
会場にパンフレットが売っていることも多いので、購入して一緒に読んでみては?
私は、初めてバレエをみる友人を連れて行く時、必ずストーリーを先に教えます。
オペラグラスを渡す
双眼鏡でOKですので、オペラグラスを渡しておくのもオススメ。
ダンサーの顔や舞台セット、衣装などをよく見ることができて、集中力の低下を防ぎ、気分転換にもなります。
幕間に感想を聞く
感想を聞くのも工夫すると盛り上がりますよ。
- どのキャラクターが好き?
- どの場面が好きだった?
- ストーリーはわかった?
話してもらうことで、子どもの関心度もわかりますし、共通の会話も楽しいものですよね。
可能なら舞台近くの席を取る
舞台に近いと臨場感がすごいんです。
ダンサーの汗や息遣いなども聞こえるので、子どもも集中しやすい環境に。
また、オーケストラが入る公演では、音の響きも体感できますよ。
バレエの映画やドキュメンタリーを事前にみせる
バレエ映画やドキュメンタリーを見て、興味関心を高めておくのはおすすめ。
特に子どもが主役になっているものだと、親近感が湧きやすく、「大人のもの」という距離感が解消されたりしますよ。
2025年子ども向け公演
2025年に予定されている公演でオススメを簡単にご紹介します。
首都圏エリア
詳しい情報は、「【首都圏】2025年のバレエ公演情報まとめ・一覧」をご覧ください。
1月 | くるみ割り人形 (新国立劇場バレエ団) シンデレラ (K-BALLET TOKYO) 不思議のアリス (映画:ロイヤル・バレエ団) |
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2月 | シンデレラ★ (スターダンサーズ・バレエ) ドン・キホーテ (NBAバレエ団) シンデレラ (映画:ロイヤル・バレエ団) |
5月 | コッペリア (スターダンサーズ・バレエ) ドン・キホーテ (オーストラリア・バレエ団) |
6月 | 不思議のアリス (新国立劇場バレエ団) シンデレラ (バーミンガム・ロイヤル・バレエ団) |
7月 | ねむれる森の美女★ (東京バレエ団) |
8月 | ドラゴンクエスト (スターダンサーズ・バレエ) 白鳥の湖★ (東京バレエ団) |
11月 | ドン・キホーテ (東京バレエ団) |
12月 | くるみ割り人形 (東京バレエ団) |
関西・その他エリア
詳しい情報は、「【関西&地方】2025年のバレエ公演情報まとめ・一覧」をご覧ください。
1月 | 不思議のアリス (映画:ロイヤル・バレエ団) |
---|---|
2月 | ドン・キホーテ (日本バレエ協会関西支部) シンデレラ (映画:ロイヤル・バレエ団) コッペリア (天満天神バレエ&ダンスフェスティバル) |
8月 | くるみ割り人形 (ちあこと愉快な仲間たち2025) |
【よくある質問】子どもと一緒に観るバレエ
子どもが泣き出してしまったらどうしたらいい?
すぐに泣き止みそうもないなら、一旦会場を出ましょう。
子どもも不安やら不満で泣いているのだと思います。
外に出てケアしてあげたほうが安心できるはず。
周囲やダンサーの集中の妨げにもなるので、さっと出てしまった方が得策です
子どもが飽きてしまった。途中で帰れる?
子どもがぐずりだして、途中で帰りたい場合、どこか区切りのよいところで、さっと席を立つのがいいかと思います。
飽きる可能性があれば、通路に近い席を選んでおくと退席しやすいです。
- ダンサーが挨拶している
- 場面転換
- 舞台上にダンサーがいない(演出上)
など
子ども用シートはある?
多くの劇場は、小さいお子さんのために子ども用シートの貸出をしています。
事前に劇場係員に確認して、借りておきましょう。
無料のはずですよ
途中でトイレには行ける?
緊急であれば、さっと立ち上がって行っちゃって大丈夫。
迷惑はかけちゃうかもですが、トイレは一大事!
大人のように我慢ができない年頃であれば、さっと立って行っちゃいましょう。
大人でもそうゆう緊急事態は起きるので^^;
開演時間に間に合わなかったらどうなる?
以下のいずれかの措置が取られることが多いです。
- 会場内の邪魔にならないところで鑑賞。区切りのいいところで、席に案内してもらう
- 次の幕まで中に入れず、外で待機
公演の案内に遅れた場合の措置が書いてあることも多いので、チェックしておきましょう。
あまりないですが、「一度始まったら、途中で入ることできません」という舞台もあります。
子どもと離れた席でも大丈夫?
どのくらい子どもが自立しているかによります。
ひとりでも観劇できるなら、別々でもOK。
ただ初めて観るときは、やめたほうがいいでしょう。
暗くなりますし、年齢によっては飽きて周囲に迷惑をかけてしまうことも。
ひとりで見に来て暗くなって怖くなって泣いていた、なんて話も聞いたなぁ
子ども向け公演ならおしゃべりしても大丈夫?
公演によりますが、基本はおしゃべりは控えめにと思っていたほうが無難です。
演者が話すような公演の場合、笑わせてくれることもあるので、その場合はOK!
子ども向けじゃないときは、「しゃべっちゃダメだよ」と教えておくのもGOOD
服装はどうすればよい?
ドレスコードが明確にはなく、比較的カジュアルでも大丈夫です。
ビーチサンダルみたいなものは控えたほうがいいかも。(音がなる、光る靴とかもNG)
帽子は劇場内では、かぶらないようにしましょう。
また、カチューシャなど後ろの人の視界の妨げになりそうなものもオフ。
おめかしして来る子もいるので、非日常として楽しんでみても!
子ども同士での鑑賞はあり?
マナーが守れる年齢であれば、大丈夫だと思います。
ただ、お友だちとの鑑賞で気をつけたいの上演中のおしゃべりです。
周囲の人からクレームが出ることも珍しくありません。
鑑賞マナーについて、見に行く前に注意しておきましょう。
ひとりでの鑑賞はできるもの?
舞台を何度か観ている中学生以上であれば、問題ないと思います。
暗くなっても平気、鑑賞マナーが理解できている、などが判断の目安です。
劇場の人が丁寧にサポートするケースはあまりないので、小さい子や慣れていない子は保護者同伴がよいでしょう。
子どもが最後まで集中して観られるか心配
初めての場合は、短時間の子ども向け公演がおすすめです。
60~90分程度のプログラムで、子どもが飽きない工夫がされています。
また、ストーリーを事前に一緒に読んでおくと、興味を持って観られる可能性が高まりますよ。
チケットが高額ですが、子ども向けに手頃な公演はありますか?
多くのバレエ団や劇場が、子ども向けに価格を抑えた料金を用意しています。
ロイヤル・バレエ団などの海外バレエ団やK-BALLET TOKYOが、映画をやっているので、そちらからスタートしてもよいかもしれません。
近所や友だちが通っているお教室の発表会から観てみるのも、いいよね
持ち物は?
ざっと次のようなものです。
- チケット
- お水(あるといい)
- のど飴
- オペラグラス(双眼鏡)
- ハンカチ
劇場内は乾燥するので、のど飴があると良いですよ。
劇場内でも自販機やホワイエで、飲み物や食べ物を売っていることが多いですがあると安心。
男の子に見せるのはどうでしょう?
男の子でも興味があれば、ぜひ見てみてほしいです。
ドン・キホーテなど、男性ダンサーが活躍する作品などを選ぶといいかもしれません。
お友達の発表会から見に行ってみるでもいいと思いますよ
まとめ
敷居が高いと思われがちなバレエですが、子どもへの門戸は開かれています。
そして思った以上に良い体験ができる機会です。
鍛錬されたダンサーやオーケストラの演奏、舞台セット、豪華な衣装など、非日常な空間を子どもたちに触れさせてみてはいかがでしょうか?