「肩こり・首こりがひどすぎる。鉄!?頭痛まで・・」
と悩んでいませんか?
パソコン(スマホ)や家事の時間が長い人は、みんなもっている悩みですよね。
ひどいときは、違和感や痛みで集中力がなくなったり、頭痛がでたり、と・・
バレエを習っている身としては、肩甲骨や首まわりの凝りが可動域や回転に影響しているのでは!?と疑っています 笑
肩こり→マッサージ→肩こり・・
「このループ、永遠に続くんじゃないの?」と思い、自分で解消する方向へ。
今は、マッサージに行くことはほとんどありません。(マッサージは大好きですが、必要!とならない)
この記事では、肩こり・首こりを自分で解消できるフォームローラーについてご紹介します。
肩こり・首こりを放っておくと起きる問題
つらい肩こり・首こりですが、痛みだけの問題ではありません。
自律神経に影響を与える
首には自律神経が集中しています。
そこの筋肉が過度に緊張していると、副交感神経がうまく働かず以下のような症状がでるそうです。
- 動悸、息切れ、めまい
- 胃腸障害
- うつ病
- 不眠
- ドライアイ
背中に老けライン現れる
肩こりや首コリがあると、猫背・巻き肩になっているケースが多いです。
背中の丸みは老け感を演出・・決して美しい印象にはなりません。
肩こりがひどいと鎖骨をキレイに横に伸ばしにくいんですよね。
バレエでは、このラインを保つことが美しさのひとつです。
「気を付けておこう」で伸ばせるうちはいいんですが、こりすぎりると伸ばすこと自体ができなくなっています。
お金がかかる・QOLの低下
マッサージ代は、1回で3,000~6,000円程度かかりますよね。保険もなかなかきかないですし。
高いから・・と行く回数を制限すると、痛みを感じる時間が長くなり、集中力も保てない。
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が低下してきます。加えて健康リスクも負うことに。
大切なのはこまめにボディケアをすること
マッサージって気持ちいいですよね。
自分で触れることが難しい場所も、痛気持ちよくほぐしてくれる。
でも毎日行ける人はほとんどいないのではないでしょうか。
2週間に1回のマッサージより毎日5分のケア
肩こり・首コリは、生活習慣や体の使い方からきます。
長時間パソコン・スマホ、座りすぎなどが原因です。
在宅勤務になった人は、以前より運動量が減ったことを実感している人も多いはず。
マッサージにいって気持ちよくなっても、次の日がっつり仕事をすると元に戻ったなんて経験はありませんか?
他人に100%依存するのではなくて、普段から自分でケアしておくと、肩こりがびっくりするほど解消されていきます。
ボディケアに長時間を取る必要はなくて、寝る前やお昼休みなどに5分だけでいいからほぐしとストレッチを入れてみてください。
肩こり・首コリがでる姿勢を習慣にしているなら、それを解消することも習慣にしてみましょう。
よくない習慣を断ち切るのが一番ですけど、現代人には難しいこともありますし^^;
ほぐしにおススメなのはフォームローラー
肩こり・首コリの解消の順番はこちら↓
ほぐす → ストレッチで定着
そのほぐしに使えるのが、フォームローラーです。
フォームローラーとは
フォームローラーとは、筒形のボディケアグッズです。
アスリートやバレリーナも愛用している人が多く、筋膜リリースなどを目的として使われています。
一般の人は、マッサージ感覚で使っている人が多いんじゃないかな。運動後のクールダウンにも向いています。
私も愛用していて、肩こり・首コリだけではなくて、ふくろはぎのハリやむくみの解消、内腿・外腿のほぐしにも使っています。
いろいろ使えて万能なんですよね。
もう数年使っていますが、使ってみてのメリット・デメリットをシェアします。
フォームローラーのメリット
とにかく気持ちいい
使ってみたらわかるのですが、自重(自分の体重)で圧をかけながら使うと本当に気持ちいいです。
特にバリバリにはった背中は最高!
大好きな肩甲骨はがしも自分でできちゃうのがありがたい。
いつでもコリがほぐせる
マッサージと違って、予約も外出も不要。
その場でほぐせるので、「コリがMAXやばいっ」って感じたら、すぐにほぐせる手軽さはいいなと思います。
どうしても我慢できない時ってありませんか?
ドライヤーしながら、ふくろはぎをフォームローラーに乗せてほぐすこともあります。
膝裏のリンパに圧をかけるのオススメ。
コスパが最高
フォームローラーは、安いものだと2,000円~、そこそこの品で5,000~6,000円です。
1回のマッサージ代と思うと、かなりコスパがいいアイテム。
すぐに壊れる商品でもないですし、持っていて損はないかと。
フォームローラーのデメリット
デメリットもやっぱりあります。
自分で動く必要がある
マッサージは、寝ていればやってもらえますよね。
動いても大したものではない。
フォームローラーは、自ら動いていく必要があります。
寝て乗せておくだけでも心地よいですが、それだけでは物足りないはず。
電動式もありますが、振動大きさと音が今度はデメリットになる可能性ありです。
場所をとる
ストレッチポールほど長い代物ではありませんが、35cmくらいはあります。
私は気になりませんが、ストレッチ器具としてはそこそこの大きさ。
ただ、運動する人は持ち歩いたりできる程度なので、大きいと感じるかは人によるかな。
指圧のようなピンポインはできない
フォームローラーが得意なのは「面」だと思います。
指圧のように特定の場所をぐっと押す感覚はさすがにでませんね。
足裏とかだったら、マッサージガンの方が断然いいです。
マッサージガンについては、「大人バレエは必須!【マッサージガン】レッスン後のほぐしに大活躍」で詳しくご紹介しています。
フォームローラーでほぐせる意外なところ
背骨や首回りにフォームローラーを使うのはなんとなくイメージつくと思います。
フォームローラーは、意外な細かい場所もほぐせるんです。
内腿
内腿のストレッチなどはありますが、ほぐそうとするとハンドマッサージになることが多いかなと。(もしくはマッサージガン)
フォームローラーで、下図のように圧をかけてほぐすことができます。
バレエやっていて、内腿使うひとは激痛かも 笑
胸まわり
大人は胸のあたりが硬くなっている人が多いです。
内向きにぎゅっとなると、猫背や巻き肩にもなりやすい。
キレイな鎖骨ラインを出すためには、ここの柔軟性が大事。
私は、胸骨の上側が特にいので、下図のように前側を伸ばします。
わきの下
肩こりある人は、この腕の付け根というか、脇あたりがこっています。
ここはすごく痛気持ちい場所。パソコン作業する人はほぐしておきたい場所です。
角度を変えて、痛い場所を探します。
おすすめのフォームローラー
定番:トリガーポイント
アメリカで開発されたフォームローラーの定番。私もこれを愛用中です。
表面が適度にソフトで、プラスチック感はゼロ。
フワフワなわけではなくて、ヨガブロックみたいな感じ。
手のひらの機能を再現してみたという凹凸が心地いなと感じます。
凹凸はありますが、手のひら感はあまりないかな^^;
十分に気持ちいですが。
長さ:33cm
直径:14cm
重さ:604g
Amazonブランド:Umi(ウミ)
お手頃価格のフォームローラー。
凹凸の感じは、トリガーポイントとは異なります。
サイズはトリガーポイントとほぼ同じですが、こっちのほうがやや重め。
長さ:33cm
直径:13.5cm
重さ:950g
フォームローラーの使い方 おすすめ動画
フォームローラーの使い方は、YouTubeでたくさん紹介されています。
背中・肩全体
首コリ
脚のむくみ
太もも・前腿のハリ
フォームローラーを使ってほしい人
パソコン・スマホ時間が長い人
パソコン・スマホを長時間使っている人は、巻き肩・猫背率が高いです。
加えて同じ姿勢でじっとしているはず・・
WHOによると、日本人の座っている時間は世界トップの7時間!
座って作業しているとき、腕は前に出ていることがほとんどでしょう。
30分に一度立つなど動きを入れていない場合、肩・首・背中には何かしらコリを感じているはず。
座りすぎは死亡リスクも高めるらしいです。
運動・バレエやってる人
運動やったあとの筋肉のほぐしにフォームローラーは最適。
筋肉をほぐさないでいると、ケガの要因になります。
特に年齢を重ねていくと、若い頃のような筋肉ではなくなったり・・(悲しいですけど)
私も運動量をぐっと増やしたとき、ふくろはぎを使いすぎて人生初の肉離れを経験しました。
ほぐしとストレッチがおざなりになっていたことを反省。。
筋肉のケアで趣味は長く続けたいですよね。
まとめ:健康は予防がコスパ最強!
ケガや病気をすると感じると思いますが、健康は日常のクオリティに直結します。
当たり前にできていたことができなくなったり、時間がかかったり、動くたびに痛みがでたりすると、健康のありがたさを実感。
その健康は、予防に時間とお金を使う方がコスパは断然いいです。
健康を損ねたとき、辛い時間が増えるし、お金はどんどん跳んでいきます。
予防は、小さな習慣を身に付けるだけでできることも。
「このくらい・・」と肩こり・首コリを放っておいてはいけません。
こりって自律神経にも影響を与えてしまうほどのものなんです。
少ないコストと小さな習慣で、健康的な体をキープしていきましょう。
そして、それは今すぐできるものですよ(*^-^*)