【大人バレエ】先生の「えこひいき」が気になるとき

えこひいき

こんにちは、マイコです。

バレエのレッスン歴が長くなると、長くお付き合いする先生もいますよね。

そんな中でときどき聞こえるのが、『先生のえこひいき』。

周りのバレエ友達からもチラホラ話を聞くこともあります。

(みんなオープンクラス含め、複数通っている)

今回は、なかなか人に相談できないし、解決が難しい『先生のえこひいき』を深掘りしてみました。

目次

どんなときに「えこひいき」と感じる?

アンケートを取ったわけじゃないですが、以下のような話を聞いたことがあります。

なかなか指導してもらえない

レッスンで注意をもらえない、という話。

この中でも2つあるようです。

①個人的な注意はしない、全体的な注意のみ
②自分だけ指導がもらえない気がする


①の「個人的な注意をしない」場合、先生のえこひいきとは感じないと思います。

ある意味、すごく平等なので^^;

スポーツクラブとかでは、個人指導しない方針やルールがある、と聞いたこともあります。

トラブル防止なんでしょうね。

スポーツクラブだと、習うというより会費を払って利用している、という意識の方もいるので、クレームがでやすいみたいです。

②の「自分だけ注意が少ない」もしくは「特定の人にだけ注意する」と感じるとき、残念な気持ちやイラっとした感情が湧くのだと思います。

自分にだけ厳しい気がする

周りは褒められているのに、自分には厳しい注意だけ・・指摘はされるけど、指導はない・・

これは期待されている場合もあるので、判断が難しい!

ある先生がレッスンでこう言っていました。

いつも注意ばっかりと思いますね。

でも、どんどん出来るようになるので、次の指導をしたくなるんです。』

ただ、時々は誉められたい!できるようになったと言われたい!という気持ちはすごくわかります。

一方で、みんなの前で修正しようのない身体的なことを吊るし上げるように言われて、かなりショックを受けてる友人もいました。

(〇〇さんだけアンデオールができていません、といったような)

「指導・注意」はその内容もありますが、先生の表情や声色、態度などで受け取る印象が変わりますよね。

あと、先生の性格。長年付き合うとだんだん理解できるので、そこも加味して「自分だけに厳しい」があるんだと思います。

生徒側の被害妄想ではなくて、ほんとに信じられない言葉をかけられるケースもあるようなので・・

あまり話しかけてくれない、特定の人ばかり話す

レッスン中に限らず、始まる前やレッスン後に話しかけてもらえず寂しい、ということも。

仲良さそうに話している人たちをみて、羨ましいなと思うこともありますよね。

先生があまりしゃべらない場合、あまりこんな感情は生まれないんですけどね。先生は、他の人ともそんなにお話しませんから。

どんな人が先生と仲いいの?

私自身は先生に恵まれているせいか、あまりえこひいきを感じたことはありません。

ただ、オープンクラスに行っていた時に、特定の人ばっかり親しげでよく注意しているなと思ったこともあります。

先生の方針や性格によると思いますが、周囲から聞いた話などをまとめるとこんな感じ。

若い子

先生が期待をかけて、注意が多い。
あと、若いバレエの先生だと年下は指導しやすいのかも。

上手な人

やっぱり目を引きますよね。

オープンクラスの発表会でソリストとコールドと分かれたときに、ソリストばっかり指導してた、という話も。

反応がいい人

反応がいい人には話しかけやすいようで、2タイプあるようです。

①コミュニケーションが取りやすい人。笑顔で先生に反応を返したり、明るく朗らか
②注意をすぐに修正できるひと

大人を教えるのに気を使っている先生もいらっしゃいます。

先生側の話を聞くと、過去にいろんな人にであった経験から、コミュニケーションを慎重に取るケースもあるようです。

なので、ニコニコと話を聞く人や話しかけやすい人に無意識に注意がいくことはある気がします。

(そこは全く否定しません。私が逆の立場でもそうなるかもしれない・・)

注意に対してすぐ修正できると、教える方も楽しいだろうなとは個人的に思います^^;(うらましい限り)

身体的に恵まれている人

バレエは元々の条件が踊りにでるもの。

生まれながらに完璧なアンデオール、甲高い、ものすごい柔軟性と筋力がある、など恵まれていると目を引きますよね。

身体的にできることが多い(またはもっと高品質にできる)ので、先生もつい注意したくなるんじゃないかなと。(これもうらやま)

レッスン歴が長い人

前述しましたが、仕事とかと同じですね。

一緒に過ごした時間が長いので、コミュニケーションを取りやすい間柄です。

長く通っている生徒ゆえに成長もクセもわかっている、ということもあるでしょう。

実際に長くレッスンに通うと、先生と話しやすくなりますし、発表会などの思い出も増えます。

別の側面だと、「大人同士」ということもあって、バレエ関係ないことやざっくばらんな話をすることもでてきます。

これは、時間がもたらしたものではないでしょうか。

個人的な指導を依頼している人

1回ぐらいしか聞いたこと無いですが、個人的な指導で先生に多額の謝礼をした生徒がいて、そっちを優先すると言われた友だちがいました。

先生に尽くしている人

私は子供バレエでしか聞いたこと無いですが、親がどれだけ先生に尽くしている(寄付や贈り物も含めて)かが配役に影響することもあるみたいです。

大きな組織になったお教室で起きている印象ですが。

バレエではないですけど、旦那様が芸事を教えている友人から聞いた話↓

発表会が終わってロビーに出たら、お母さまたちが競うように高価な贈り物を渡してきて、びっくりした。 「先生の奥様」という立場だったからだと思う。
(そこのお教室は、贈り物が何かに影響ることはないとのこと)

モヤモヤする気持ち、どうしたらいいの?

理由があったとしてもモヤモヤすることもあります。

モヤモヤするのも大きく2つで、自分のメンタルがなんだか落ちているときと、先生の言動が他の人からみても「なんだかな・・」という場合があるのではと思います。

人間なのでね、気分が落ち込むシーズンって訪れますよ^^;

そんな時は、いつも気にならないことにモヤることもあります。

そして、バレエの先生も同じ人間。感情の波が起きることもあります。

なので、まずは自分のケアからスタート。

思うことをノートに書いてみる

「えこひいき」がどうしても気になる場合、自分の気持ちを知ってあげる・受けとめてあげるためにノートに書いてみるのがオススメ。

誰になんと言われようと、自分の気持ちを一旦受け止めてあげてほしいです。

人間は完璧じゃないです。周りに理解されないかも・・と思わずに、まずはどんなことが気になって、どんな感情がでるかを殴り書きでいいので書いてみる。

不安とか怒りって頭の中だけにしまっておくと、勝手に増大する性質があります。

なので、紙にかいて頭の中を落ち着けましょう。

ここは十分時間をとってもいいかも。

特にバレエ以外でも、なんだか気分が落ち込むな、イライラしちゃうな、と思うようなときは、自分の心ケアが大事。

一歩引いた目線で出来事をみてみる

自分の気持ちを知って少し落ち着いたら、出来事を客観的に見てみてください。

先生も同じ人間です。落ち込むこともあれば、思い悩んでいることもあります。

「指導の仕方、伝え方に迷う」と言っていた先生もいらっしゃいました。

私たちも日常の中で、「あんな言い方しなければよかったな」と後悔することありますよね。

同じようなことは誰にでも起きるもの。理解してあげられることもあるかもしれません。

ただ、無理に理解しようとしないでOK。

本当に、今現時点で嘘偽りなく理解できる、理解できるかも、と思えることだけ。

できる行動を探してみる

先生に変わってほしいと思うこともあるかもしれません。

けど、残念ながら人は変えられないし、そうするとトラブルが起きる確率の方が高い。

トラブルを起こしてもいい・・とまで思っても、少しだけストップ。人生の満足度・幸福度ってどんな気持ちで時間を過ごしたか、です。

心の引っ掛かりを作ることにならないか、冷静に考えてみて、自分に最良の選択をしてほしい。

おススメは、何か自分でできるアクションを探すこと。

「もっと注意」をしてもらいたい場合、先生に質問に行くという手もあります。

わからないところが先生に伝わり、次のレッスンでみてくれたり、熱心さを感じて指導が増えるかもしれません。

先生と話したい場合も、自分から話してみる、を試してもいいと思います。

個人的な感想ですが、バレエの先生の中には身体で表現するのは得意だけど、話すのは恥ずかしい、という方もいます。(指導は専門分野だから問題ない)

あと、違うお教室の体験に行ってみるのもいいと思います。

どんな先生がいるのか知ってみるのも行動のひとつです。

私の場合、いろいろ考えたけど、「えこひいきとか気にしないでレッスンに集中したい」という結論になったことがあります。

なので、レッスンノートを読み返したり、レッスンに行く途中で「今日のレッスンで気を付けること」をリストアップして、レッスンに望みました。

そうすると、その注意で頭がいっぱいになって集中することができたんです。

個人の尊厳を傷つけられた、ストレスが半端ない場合

私は出会ったことはありませんが、友人の中には精神的に傷つくことを言われるケースもありました。

あと、先生の感情の波が激しく、それに一喜一憂することに疲れてしまった人も。

そんな時は、お教室を変える選択肢も検討してください。

相談できる友人がいる場合は、話を聞いてもらってください。

先生も人間ですが、自分を著しく傷つける人のそばにいる必要はありません。

世の中には素晴らしいバレエの先生がたくさんいます。

人は「慣れる」生きものなので、変化を起こすのをためらいやすいです。

アメリカで奴隷解放宣言がされたとき、奴隷だった多くの人が主人の家にそのまま残ったそうです。

人って苦しいことにも慣れるんですよ。

なので、勇気をもってそっと別のお教室の体験レッスンやオープンクラスにでかけましょう。

自分に自信が無いなと思ったら

モヤモヤするけど、行動できない、なんだか自信無いと思うこともあるかもしれません。

バレエに限らず、なんだかうまく行っていないと感じることも。

そんな方には、友人に教えてもらったこちらの本がオススメ。

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まとめ

  • 人間関係のモヤモヤは、どこでも発生する可能性あり
  • 自分の気持ちを受け止めて、自分ケアの時間をもうと
  • その後は、何か行動できないか考えて、トライ
  • ストレスフルな環境に自分を置き続けるのは考えモノ。勇気をもって環境チェンジを
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