【大人バレエ】レッスンアドバイスのストック(ジャンル別)

真剣に学び、同時に踊ることも楽しんでいる大人バレエ。
ありがたいことに、先生方は大人にもきちんと注意を向けて、アドバイスをくださります。
(元プロとか現役さんがよ!)

Twitterで忘れないように呟いていますが、この記事はそのまとめ(備忘録!)と説明を加えました。

▽アカウント
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目次

デヴェロッペ

développé【仏】発展するの意

最初から脚に力を入れ過ぎない。まずは股関節から

センターレッスンのアダージオ >>

前のデベロッペ、まずは股関節をよく曲げてボディに近づけてから伸ばす。上というより遠くに、だと楽にかんじるよ、と教えていただきました🤗 (でも、ほんとアダジオぴえんだよ)

— マイコ (@cirque_du) March 5, 2022

「脚を上げるぞ」って意気込んで、最初から力を入れ過ぎない。

まずは、股関節をしっかりとまげてボディに寄せる。そこから遠くに出すように伸ばすといつもより体の軽さを感じられる。

横のデヴィロッペも同じで、膝を曲げてボディに近づける。つま先で内腿をなぞるようにUP。(そこでは、力まないこと)

パ・ド・シャ

pas de cha【仏】シャ(cha)は、猫のこと。猫のステップ

後から上がってくる脚の早さが表現力

ミリアムのパディシャがスピードあっていいアクセントだと思ったので、レッスンで真似てみました。

が、もっとスピード!って言われたので、意識が入っただけではゴールではないなと改めて😂

— マイコ (@cirque_du) March 1, 2022

それぞれの「パ」には表現したいものがあって、ただ動きをなぞるのが正解ではなくて、スピードも関係してくる。

猫の軽やかな動きを表現するパドシャ。軽やかな印象をもたらすのは、後の脚のスピードだ!って思いました。

でもね、意識はスタートでした。そこからもっと磨かないとね(;・∀・)

↓あっという間にスカートに隠れる後からの脚・・

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スーブルソー

soubresaut【仏】馬・羊の跳躍。シンプルゆえにラインが大事なきがする・・

足首を離さないつもりで

スーブルソーの美しさを考えたとき、スッと伸びた1本のラインかなぁと思います。「1本」に見せるには、内腿もつけるし、つま先もしっかり伸ばす。足首を離さない意識で飛ぶと足が離れにくい。

ロワイヤル

royal【仏】正式には、シャンジュマン バッテュ(changement battu)というそう。一回打ってからのシャンジュマン。その名の通り、王様が作ったと聞いたことあります。

打てる幅を作っておく

私の場合、打ちたい気持ちが先にでてしまって、飛び上がったときにはスーブルソーのように締まっていました。

こうなると打てないです^^; 打つための幅を取っていないので。

アントルシャ・カトル

entrechat quatre【仏】4つの動きで織る・編む (開く→閉じる→開く→閉じる)

前方の脚を素早く後ろへ

前の脚をできるだけ早く後ろにもっていくことだけを意識。

それだけで見た目が変わりました。「きゅっ」と編まれた脚のように。

シェネ

chaînès【仏】鎖のこと。確かにつま先にペンキ塗って回ったら、鎖の絵ができそう。

体重移動のバランスを均等に

シェネがクルクルとうまくいっているとき、体重移動が均等にできている。

右足と左足、それぞれに乗っている時間が同じだってこと。ただ、左右差があるので、得意な方に長く乗りがち。特に左に進むシェネなどで、顕著に出る。

左足を早く床につけることを意識するだけで、上手くできた^^

肩が上がると言われた時の対処法

センターレッスンのアダージオ >>

前のデベロッペ、まずは股関節をよく曲げてボディに近づけてから伸ばす。上というより遠くに、だと楽にかんじるよ、と教えていただきました🤗 (でも、ほんとアダジオぴえんだよ)

— マイコ (@cirque_du) March 5, 2022

言われてもなかなか抜けないクセってありますよね。
大人の場合、長年の姿勢でじっくり育てちゃったものだから、なかなか手放せない・・

そんな時は、同じことを目指すんだけど意識するところを変えてみるのもオススメです。私の右肩がなかなか下がらないので、先生が「肘を広げるイメージで」と言ってくれました。こっちの方が効きました。ピケターンでも使える。

アラベスク

arabesque【仏】アラビア風の 唐草模様 バレエで一番美しいポーズとも言われているとか。

ピケアラベスク

第一、四アラベスク→上げている脚と反対側の腕を前に伸ばす
第二、三アラベスク→上げている脚と同じ側の腕を前に伸ばす

アラベスクで大事なポイントのひとつが、背中の在り方ですよね。
正面からアラベスクを見たときに一直線に収まっているのが理想ですが、軸側に落ちちゃうのが悩み。

軸側の背中(肩甲骨)が外に外れちゃうと、まぁ美しくない。でも正しい場所の体感が弱かったんです。それで、第二アラベスクを試したところ、スッとできました。背中の感じが第一アラベスクと違う・・

体感を得た所で、第一に再トライしたら上手くいきました。なので、交互にやってみて体感に違いがでないように整えてみています。

「一気に立つ」は、アームスを真っ先にポジションにつけるつもりが大事。そして腰を軸に一気に乗せに行くつもりで。バレエシューズを履いてても、ポワントでするつもりでやるといいかも。

軸足をアンデオールしながら下りれると、品質が一気に向上!上手い人に見えるw

ルルベでキープ

今日のレッスン、TLで流れてきた「アラベスクするときは背中を意識する」というアドバイスがすごく効いた!

バランスとりやすっ😳 つぶやいてくれた方、ほんとありがとうございます(*^-^*)

— マイコ (@cirque_du) January 28, 2022

ルルベでのキープ、背中を意識。肩甲骨を立てる、脇を立てる、引き上げる、肋骨を開きすぎないとか。いろいろ試すと、自分なりの軸が見つかります。

↓見つけた気がする自分の軸

アラベスク >>

背中、肋骨の下あたりをフッと持ち上げる感覚にして、そこから上は力を抜くと肩がこわばらない。

今日のお土産にしてね、って先生から👍 次も忘れずに持ってきます。。

— マイコ (@cirque_du) March 13, 2022

ピケアラベスク前のプリエで骨盤セット

プリエして次のパ、というのは結構ありますよね。
プリエがプレパレーションになると思いますが、ここをしっかり決めに行くこと大事。

プリエで骨盤を平行にして、そこから次のパへ・・これを意識するだけで、バランスもよくなるし、見た目も美しいです。

重心の置き方

アラベスク >>

おへそを下に向けないで、という注意が頭の中でイメージついていなかったんだけど、チビッコの指導を見ていたら理解できた気がする👀

重心の位置がきっと違ったんだ。その場で脚をあげるのではなくて、前に行くようにすれば「おへそが下」が防げそう。

アラベスクってムズイ!

— マイコ (@cirque_du) April 6, 2022

おへそが下を向かないようにとか、お腹が落ちている、といった注意をききます。自分の頭の中で、なんていうか整合性が取れていなかったのですが、理由が判明。

「重心を前に移動しようとしていなかったから」

実際には、少し移動していたんだと思いますが、意識的にしてなかった。
おへそを前へスライドする意識でトライしています。

こちらのアドバイスもイメージしやすいです↓

質を考えすぎて、上体の乗りが足りなかったかも😱 早速試そう😆 https://t.co/fvSTfP1fm0

— マイコ (@cirque_du) March 29, 2022

ピケアラベスク、軸足を少しだけアンデオール

ポイントは、「少しアンデオール」ぐらいの気持ち。
それだけで、キープ力がUPしました。

アティチュード

attitude【仏】姿勢、態度。アラベスクの脚曲げたバージョン・・

後ろアティチュード

背中を張りに行くとキープしやすいです。イメージは組体操の背中。
ただし、目線は下にしないように注意。背中だけを斜め前。

組体操

ピルエット

pirouette 【仏】回転のこと。ほかのダンスでも時々聞くような

背中の軸

大人は、ピルエットを回る時に反りやすい傾向にあるようです。
背中を立てようとして、ボディ前を意識して立とうする。でもって、肋骨開いちゃうことはあるある^^;(無意識にそうなること多い)

なので、背中に意識を向けて回ってみたら成功確率がUP。
どこを意識すると立つ感覚があるのか、自分の体感を見つけるのおススメです。

見え方

「回ってやる」もしくは「怖い」と思って、首や肩回りに力が入りやすい^^;

ピルエットに限りませんが、デコルテ付近が強張って見えると、優雅さを纏うことができません。
外側にばっかり力が入ると、内側が使えないというデメリットも。

内腿レスでは、軸を邪魔する

パッセって本当に難しくて、似て非なるポーズができちゃう。。「内腿を使ってあげる」を研究中ですが、それができないとピルエットにも影響が。。

上げる角度や高さ、引っ張る感覚をいろいろ模索中。

動脚の蹴り上げる方向

動脚を蹴るとよく言いますが、どこに向かうかも大切。
蹴る感覚がなくても、膝に向かっていくキモチがあった方がよくて、パッセが崩壊しないように。

パッセの崩壊は、つま先が軸足から離れて美しくない、骨盤が斜めになって回れない、が起きます。

二の腕で回る軌道をつくる・ただ立つだけのつもり

二の腕で軌道をつくる ⇒

  • 脇を保つ
  • 小指を意識(ちょっとすくってみる)
  • 上体を安定させる

で、回る軌道をつくって、それに乗り続けるイメージ。
その際に大事なのは、これかなと↓

グイグイいくというより、すっと立つ感じ。
シムキンぐらいとはいかなくても、軸が育ってきたら横方向へ力をかけても上手くいくかも。

今はまだ縦の軸を育てている最中・・

グランバットマン

grand battement【仏】大きく打つ。バーレッスンのフィナーレで、センターで激ムズなパ。

頭の位置を固定(センター)

今週初のレッスン。

センターの連続グランバットマン(後ろ)は、頭の位置を変えないこと。前後に行ったり来たりしないで、前でキープ。 安定した😊

— マイコ (@cirque_du) February 11, 2022

センターでのグランバットマンは、急に不安を感じるパ・・ バーのありがたや、です。

後ろに振り上げるバットマンを連続でする場合、頭の位置は体の前に出ていると思いますが、それを変えない。いちいち中心にまで戻さず、ということ。

あとは、軸足を突き刺す・・ 下ろしてくる脚はコントロールされていると美しい。(下りる直前はゆっくり、といったスピードコントロール)

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タンデュ

tendu【仏】張る、という意味。奥深いパですよね。タンデュだけのレッスンがあったり、プロもやり直ししたりと言う話を聞いたことも。

足の戻し方

タンジュ >>

戻してくるときは、つま先から・・はよくある注意。
気を付けるのは、つま先と一緒(もしくは先に)足首が折れちゃう。

少しのタイミングなんですけど、見え方が違う👀
(足首を緩めるタイミングも大事。意識しすぎて固めないこと)

キッズへの指導でしたが、ガン見しちゃったw

— マイコ (@cirque_du) March 8, 2022

足を出して、戻してくるときの話。
小指から折ってくるけど、その際に足首が先に緩まないように注意。

ただ、足首を曲げる(緩める)タイミングも大事。センターのグリッサードでは、つま先はもちろん伸ばしますが、5番に入れるためにはタイミングよく足首を緩める必要あり。タンデュはその練習にもなりますよね。

フラッペ

frappé【仏】たたく、打つ

フラッペを出す方向

バーでおなじみのフラッペ。
キレ良さを見せたいと常々思います。が、力強くだそうとすると、ちょっと外に外れやすいので注意。

アッサンブレ

assemblé【仏】集める 片足ジャンプの両足着地

足の高さに気を付ける

早めの連続するアッサンブレ、出した脚を高く上げすぎたり、残しすぎたりすると集められない。集められる高さに収めること。疲れが出る後半は、特に脚が集められなくなっている・・

グランアッサンブレ

オダリスクの冒頭で登場したりするグランアッサンブレ。

腰が上がった高く跳び、空中で足をそろえるダイナミックなパ。つなぎのグリッサードと高さの違いを出したいところ。

高く跳ぶために必要なサポートはアームス!跳びきる少し前にポジションを決めるつもりで飛ぶと助けになります。思っているより遅れていると自覚・・

ブリゼ

brisé【仏】壊す、割る

出す足は低め遠くで

連続のブリゼ。出す足が高すぎると、後ろの足が追い付かないので要注意。
低め遠くな意識。こちらの動画が分かりやすいかも。

シソンヌ・ウーベルト

sissonne ouverte【仏】ウーベルト伯爵考案したパ。「開く」の意。両足ジャンプ。

プレパのプリエで見栄えが激変

アントルラッセ

entrelace【仏】交差した、組み合わされた

空中にいるカウント

なんならニッで一番上になるキモチでいいかもしれない。

グランワルツ

Grand Walts 華やかワルツステップ。センターレッスンの締めになること多い。

見せ方

ダイナミックで優雅な音楽で踊ることが多いですよね^^気分よく流れに乗りたいですが、観客目線で見てみると、メリハリがあったほうが踊りになっています。

ピタッとポーズを決める意識でやると、よさそう。

つなぎの質を高めると上手に見える

グランワルツ >>

つなぎのステップ、足裏を粘っこく、床を掴むようにすると、見た目の品質がひとつUP。

おまけとして、足音が減るのとなぜかアームスも美しくなった😳

— マイコ (@cirque_du) March 15, 2022

大きなジャンプが多いので、そっちに気を取られがちですが、(だからこそ)つなぎの部分が美しいと見た目品質がひとつUP♪と先生に教わりました。

床を粘っこくつかむような意識でいくと、つま先が伸びやすい、音が軽減、丁寧な心掛けが自然とできるので、アームスも優美に・・といういいことだらけでした。

アレグロ

allégro【仏】軽快な

前に進む動きは背中を立てる

アレグロ >>

グリッサード→パディシャのような少し前に進みたくなる動きは、背中を立てること意識すること。前のめり防止策😅

— マイコ (@cirque_du) March 22, 2022

連続パディシャとか、どんどん前に進みますが、前のめりは美しくないw
前のめりやすいんですよね、動き的に。背中がスッと立っているさまが美しいので、後ろ側を意識。

ちなみに裏グリッサードとかは、後ろ重心にするとやりやすいと教わりました。

引き上げ

感覚的な言葉だよなぁっていつも思ってしまう引き上げ。。長い旅路にでています。。

骨の位置

筋肉を意識しがちですが、先生は骨の位置を意識してとよく言います。

特に骨盤の位置や傾きです。骨盤の前傾・後傾もありますし、私は左右の傾きや左の腰骨が少し前に回りやすい癖も・・ 360度視点で考えないといけない骨盤です。

帰ってきた!パパはバレエダンサー」のgiselleさんがくださったコメントが分かりやすいっ

お腹をひっこめる

よくある注意!私はよく真ん中のえぐるような引っ込め方をしていました^^;

まぁ続かないこと。。ここに全集中できる時間はそう長くない(へこむほどに引っ込めるのは、集中力がいる)

おニャーさんが教えていくれた、この「しまう」意識をやってみました。無理なく続けられるし、他に注意したいことと併せてできたので、ぜひ一度やってみて♪

バランス

先に首や胸を固めないこと

バランスを取る時、先に首や胸を固めちゃうとグラグラする。内からバランスを取るように・・という注意が効いた😊

「バランスとってやるっ」って力みがちなことに気付けました。静かに中からバランスをみつけよう

— マイコ (@cirque_du) March 4, 2022

バーレッスンの5番スス(シュ・スー)での注意。
バランスを取ろうと身体を固めがち。首や胸などに力が入っているのが見える。

そうではなくて、内側からバランスを感じること。パッセやアラベスク、アティチュードにも応用できそう。

デトゥルネやスートゥニュでぐらつくのも外側固めているからだろうか・・

アームス・ポールドブラ

port de bras【仏】腕をポジションからポジションへ動かす

指先・手先

指先・手先 >>

手首から人差し指までまっすぐ。手首折らない。
びっくりしたことに、手先は全然力を入れなくてよかった!「気にかけている」程度でOK。

手首と指先の関係を直すだけで、ボディも真っすぐになったという人体の不思議😳#レッスンメモ

— マイコ (@cirque_du) March 19, 2022

手首を曲げすぎだったようです^^; 円を描こうとしてたんですが、手首じゃなくて、肘でニュアンス作る方にシフトチェンジ中。

小指で何かすくい上げる感覚と手首から人差し指までを一直線を意識・・
バーレッスンで最優先で気を付けていたら、センターのピルエットで上手く回れて、だいぶきれいになったと言われました。

ただの二の腕にしない

小指を意識することで、二の腕ラインに神経を覚醒・・

ピリピリの感じですが、以下のやり方で感じやすいです。(個人的に)

  • 腕をまっすぐ横へ伸ばす。手首も曲げずに真っすぐ。
  • 力は入れなくてOK
  • その状態で、肘だけで丸みをつけてみる。

肘が醸し出すニュアンス

こちらの動画がめちゃくちゃオススメです!

おしりの意識

おなじみの『おしりを締めて』という注意。
上手なジュニア・シニアさんと大人が一緒のクラスだったんですが、ジュニアちゃんのおしりは、いつ何時もキュッとしているのが見えました。バーのプレパレから・・

後ろ姿も美しかったですし、踊り始める準備ができてるって感じ。

おしりのえくぼ

おしりの締めは奥深いなぁと思っていて、ただ、キュッとすればいいわけではなさそう。

おしりといっても面積広いのでね^^;骨盤底筋あたりなだろうな。

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