コロナが始まってから
舞台鑑賞は大きく変わりました。
ホワイエでのスパークリング、
終わった後の友達とのワイン、
ダンサーの出待ち・・
これらは無くなって、
寂しい気持ちもしましたが、
本命は「バレエ観る」なので、
主催には感謝しかありません。
コロナ渦での舞台鑑賞も
30回近くになりました。
ただ、来年に以前のように戻る
とは思えないので、これからも続く
現実的なwithコロナ鑑賞について
考察してみます。
会場の感染対策
いくつかの劇業で実施された
感染対策です。
主催が実施したもの
- 検温
- アルコールの設置
- アナウンス
- 時差入場
- 時差退場
- 開場時間の前倒し
- 飲食販売の禁止
- 飲食禁止(必要最低限の水分補給のみ)
- グッズ販売の中止
- グッズのオンライン販売
- 連絡先の取得
- 座席数の制限
- プレゼントの預かりNG
観客への協力依頼
- マスクの着用
- 不織布マスクの推進
- 会話の制限
- 飲食禁止(最低限の水分補給のみ)
- 出待ちの禁止
- ブラボーなどの声援禁止
- 距離を取って並ぶ(トイレやグッズ)
全ての公演で上記をしている
わけではないのですが、
大方こんな対策をしていました。
観客はどこまで協力できる?
対策は、主催が一方的に実施できるのと
観客へのお願い施策があります。
実際にどうだったかというと、
個人的な所感↓
〇 ほとんどの人が協力できる
- 時差退場
- マスクの着用
- 飲食(最低限の水分補給のみ)
- 出待ちの禁止
- ブラボーの禁止
時々、先に出て行っちゃう人もいますが、
トイレなどの事情もあるので私は気にならないです。
マスクを照明が落ちると外す人がたまにいます。
その時は、係員から注意してもらいました。
みなさん、飲み物程度かな。
座席で飲む方も見かけますが、
さっと飲んでマスクする人がほとんど。
ブラボーもたまに・・
でも少ないなという印象。
△ ちょっとマチマチ
- 不織布マスクの着用
- 時差入場
ウレタンマスクは、ちょいちょい見かけます。
ただ、主催が不織布マスクを配っている場合、
不織布率はだいぶ高めです。
時差入場は、新国立劇場が実施していましたが、
厳密に席番号を見ているわけではなさそう?
開場時間を早めるだけで充分な気もしました。
× これはダメっぽい
- 会場内での会話の制限
- 距離を取って並ぶ(トイレやグッズ)
会話の制限は難しそう^^;
一人で来ているならできるけど・・
といった感じ。
距離を取って並ぶのも
十分に距離を取れるほどの場所が
なかったり。。
観客への協力依頼は限界がある
「会場内の会話を控える」は、
なかなか協力が難しいとは思っています。
マスクは、どこでも着用していることが
多いので協力率は高いと思います。
すでに日常のことなので。
ただ、会話は人によります。
在宅勤務ではない人は、
マスクして出社して同僚と話すことが
普通だったりしますし、
接客業だと話すことが仕事だったりも。
なので忘れやすい^^;
しかも感動した舞台を観て興奮するとね・・
こうゆう対策って、
人の心理を考慮した方が効いたり、
観客同士のトラブルがなくなったり
する気がしています。
せっかくの舞台なのに
イヤな気持ちになりたくないですよね。
なので、勝手に提案!
100%遵守目指すのではなく、減らす作戦。
開幕前や幕間に特典映像を流す
ロイヤルバレエのシネマは、
作品紹介や裏話(衣装や楽器など)、
出演ダンサーのインタビューを
幕間に流します。
トイレに行ってもいいし、
特典映像を楽しんでもいい。
それをリアル公演でもやってみる。
映像を見てくれれば会話が減るかなと・・
あえて会話OK/NGゾーンをつくる
テラスや広い場所を会話OKゾーンにする、
または、会話NGゾーンをつくる、
みたいにしてみては。
最近のオフィスだとこれあるんですよね。
集中ルームみたいに、会話がNGのゾーン。
会話NGゾーンに特典映像流したり、
ダンサーの写真置いたりするとか・・
SNS投稿を促す
会場内で「#白鳥の湖 2FD5」みたいな
ワードを発表して、それを公演時間内に
ツイートしてもらう。
(もちろん本番以外!)
で、抽選でプレゼントをする、
みたいな幕間で呟こう企画。
いろいろ考慮すべき点が多い案ですが、
SNS打っているときって静かなんで w
「ダンサーにメッセージ送ってみませんか?」
と紙を会場に渡すのでもいいかも。
ルール徹底もいいけど、自然にそうなるを目指す方がいい
このテーマについて書いてみたのは、
ルールが多いと守れない人がどうしても現れます。
ルールを破ることに厳しい目を
多くの人は持っている。
(どのルールに反応するかはその人次第)
ルール徹底を啓蒙するのはとても大事。
でも、コロナのような状況だと、
いつもよりルール破りに過敏に反応が起きる。
そうするとルール守っている方が
舞台鑑賞を楽しめないじゃないですか?
そっちに気が取られちゃうと。
だから、ルールもいいけど、
自然に会話が出ない状況、
自然に密にならない状況を
工夫しながら作れるといいなと思いました。
みんなが初めて立ち向かうことなので、
最初から上手くいことはないと思います。
だから、トライしてほしいなと・・
たくさんルール作るのもいいけど、
きっと啓蒙に消費するし、
観客も疲れちゃう。
(いろんな意味で)
なので、今こそ創意工夫を^^